たうたう、5歳のものがたりです。

たうたうの朝の日課。となりにお住いの年配のおばあさま、Oさんとのおしゃべり。

先日、美味しいデザートをお裾分けいただいたので、
うちで眠っていた玉露を差し上げました。
ところ、またいただきものを。。。

ご友人から送られてくるブルーベリーだそうです。

Oさん:ブルーベリーたべる?

ろこ母:ありがとうございます、でもどうかな、たべられるかしら。。

たうたう:・・・(コクリ)。

ろこ母:えっ、たうたう、たべられるの?

Oさん:じゃあ持って行って、今持ってくるから。

たうたう:(小声で)お礼なんだからもらわなきゃ。。

ろこ母:えっ、あ、そうね、お礼なんだものね、もらわなきゃね。。。

帰宅後、いただいたブルーベリーをさっそく口にして、
(案の定)べぇぇぇ、と出したたうたうなのでした。

おしまい。

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かつて、いらないものをもらえなかったたうたう。
お友達が、せっかくお菓子を差し出してくれても、
いらない、と言って、お友達にビミョーな顔をさせていました。

まぁ仕方ない、、と思いつつ、
お菓子交換文化の根付いている(なんて文化だ。。。)幼稚園でのやりとりが、
(わたしが)やや億劫に感じられるほどでした。
(もちろん自分のお菓子もあげられない)

あげたくないものをあげなさい!と強要するのも違うし、
いらないものをもらいなさい!とももちろん言わずに過ごしてきました。

それが、最近はお菓子を分け合えるようになり、(逆に押し付ける傾向がある)
お礼なんだからもらっておこうよ、とは!!

どこで覚えてきたのかなー笑。

たうたうは、一歩一歩、前へ進んでいるようです。


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